いつも湧水町のホームページをご覧いただきありがとうございます。12月に入りまして朝晩はめっきり肌寒くなってきましたが,寒暖差の激しい日々もありインフルエンザの流行を始め体調管理に気配りを怠らないよう,また,出勤前の洋服の選択にも迷いながら過ごしている昨今であります。
湧水町では,合併20周年を迎え,記念式典を11月23日に開催し,多くの関係者にお集まりいただき盛大に挙行することができました。この間を振り返りますと,平成18年には鹿児島県北部豪雨災害が発災し,本町も多くの家屋で床上,床下浸水を始め水田等が被災した状況でありました。その後において河川改修が円滑に推進され,現在では治水安全度が向上しておりますが,昨今の全国の災害状況を目の当たりにしますと油断は禁物であると思っているところでもあります。
肥薩線や吉都線の開通100周年事業も,それぞれ実施してきましたが,車社会の普及や人口減少による鉄道利用者の減少,災害も加わり存続か廃線かの議論も熱を帯びてきております。わが町には欠かせない交通手段でありますので,現在の不通路線の復興,復旧に繋がるような対策を推進することに努めたいと考えております。
先月,11月において,本町における大型イベントも開催されました。三日間にわたって行われた彫刻造形展やチェンソーアート大会の高原フェスタ,文化祭,舞台芸能祭,農林商工祭については,20周年を記念しての行事でありましたが,すべてにおいて多くの皆さんに来場いただき賑やかな活気のある雰囲気に包まれてありがたく感じたところでありました。
今年も残すところ,わずかとなりましたが,国策による景気,経済対策が推進されようとしています。効果が得られるよう早急な対応に心がけてまいります。