観光情報 秋
幸田の棚田(日本棚田百選)
日本棚田百選に認定されている「幸田の棚田」は,国見岳の麓にある昔ながらの
原風景が残る幸田地区にあります。
江戸中期に石積みされた全国でも珍しい武者返しのある,そりを持った造りとなっております。
城を造った石工(串木野,加世田)らによって造られたものといわれており,百数十年もの間,
地震,台風,大雨にも耐え,今なお勇ましく穏やかな姿を現しています。
また,幸田の棚田は,寒暖の差が厳しい気候と,国見岳からの冷たい水によって,粘りと光沢
のある美味しい米ができ,棚田米ブランドとして大手デパート等で販売されております。
更に,この棚田米で「焼酎王国の日本酒」を作ろうと,鹿児島県初の日本酒「幸寿(こうじゅ)」
が作られ,本町の特産品として宣伝しております。
他にも「幸田の棚田」を活かした,棚田ウォークイベントが10月上旬に行われます。
霧島アートの森
霧島アートの森は,霧島連山の西,栗野岳の標高700mの高原に位置し,雄大な自然に囲まれた現代野外美術館です。
常設展示は,国内外で活躍している22人の作家が実際に訪れ,文化や風土を理解し想像をふくらませて造ったオリジナル
作品ばかりです。
野外では,写真撮影したり,作品に触れることができます。
敷地のゲート的な機能を有するアートホールでは,現代アートの広がりや面白味を味わえる,様々な素材で表現された屋内
作品をテーマごとにコレクション展として展示しています。
また,特別企画展を年2回開催しています。
栗野岳レクリエーション村
栗野岳レクリエーション村には,昭和63年に廃止になった,JR山野線の枕木を利用した,日本一の枕木階段(561段)があります。
頂上には,木製の大パノラマ展望台があり,栗野の町をはじめ伊佐平野,錦江湾,桜島が一望できます。
また,アスレチックや東屋,原生林の遊歩道などで,自然と触れ合うことができ,休日には家族づれで賑わいます。
毎年,11月初旬には,湧水町高原フェスタが行われ,彫刻造形展やチェンソーアート大会、その他さまざまな催しが行われ
県内外から訪れた多くの人で賑わいます。
またこの地は,椋鳩十の動物物語で有名な「栗野岳の主」の舞台になっており,記念碑が建立されています。
(※現在遊具は撤去されています)
各種申請
公園を使用する場合は、申請書の提出をお願いします。