(目的)

第1条　この規則は，町の所有する森林及び原野(以下「町有林野」という。)の管理に必要な事項を定め，その資源培養及び生産力の増進を図り，もって町財政の確立に資することを目的とする。

(境界標)

第2条　町長は，町有林野の境界に境界標を設置するものとする。

(境界の検視)

第3条　町長は，年1回以上町有林野の境界を検視しなければならない。

(協議)

第4条　町長は，町有林野の境界が明らかでないときは，隣接所有者に対して立会い場所及び立会いの日時その他必要な事項を通知し，境界を確定するための協議を行うものとする。

(経営計画の編成)

第5条　町長は，5年ごとに町有林野の経営計画を編成しなければならない。

第6条　経営計画は，次に掲げる原則に従い編成するものとする。

第7条　経営計画には，次に掲げる事項を定めるものとする。

(書類の作成)

第8条　町長は，町有林野の産物を処分するときは，あらかじめ当該産物の調査を行い，次に掲げる書類を作成しなければならない。

(町有林野の材積)

第9条　町有林野の材積は，林野片調製の材積計算表に基づいて算出するものとする。

(町有林野の産物の評価)

第10条　町有林野の産物の評価は，原則として市場逆算法とする。

(極印の打記)

第11条　処分しようとする立木には，伐採面より下部に極印を打記しなければならない。ただし，皆伐の場合は，この限りでない。

(部分林野の管理保護)

第12条　町長が国と設定した部分林野の管理保護については，他に特別な定めがあるもののほか，この規則を準用するものとする。

(損害賠償の請求)

第13条　町長は，町有林野に損害を与えた者に対しては，正当な損害賠償を請求するものとする。

(その他)

第14条　この規則に定めるもののほか，町有林野の産物売払いについては，別に定める。